問14 2018年9月実技(資産設計)
問14 問題文
紀子さんは医療保険に加入したいと考えており、持病や既往症がある人でも加入しやすい保険について、FPの松尾さんに相談をした。下記<資料>に関する次の(ア)〜(エ)の記述のうち、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。
<資料:医療保険のパンフレット>
(ア)紀子さんが過去5年以内に、「糖尿病の疑いがある」と医師に指摘されている場合でも、この保険に申し込むことができる。
(イ)紀子さんが過去2年以内にケガで手術を受けたことがある場合、この保険に申し込むことは一切できない。
(ウ)紀子さんが3大疾病支払日数無制限特則を付加する場合、告知項目1〜3がすべて「いいえ」でも、過去2年以内に脳内出血の検査を受けたことがある場合は付加できない。
(エ)この保険は無選択型保険である。
問14 解答・解説
引受基準緩和型/限定告知型の保険に関する問題です。
(ア)は、○。高齢化社会の進行に伴い、持病や既往歴がある人も持病の悪化・再発の備えるニーズが増加したことから、保険加入条件を緩和した保険や医師の審査や告知無しで加入可能な保険が増加しています。本問の場合、4つの告知項目すべてに糖尿病に関する記述がないため、医師に指摘されている場合でも、申込可能です。
(イ)は、×。告知項目3に「過去2年以内に、病気やケガで、入院したことまたは手術を受けたことがある。」がありますが、「(※1)告知項目3が「はい」の場合でも、その内容によってはお申込みいただける場合があります。」ともあるため、ケガの状態等によっては申込可能な場合もあり得ます。
(ウ)は、○。オプションの1つである3大疾病支払日数無制限特則は、告知項目4に該当しないことが必要ですので、過去2年以内に脳内出血の検査を受けていると付加できません。
(エ)は、×。無選択型保険は、医師の審査や告知無しで加入可能な保険です。本問の保険は告知が必要なため、「引受基準緩和型」や「限定告知型」といわれる、保険加入条件を緩和した保険です。
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