問10 2021年1月基礎

問10 問題文と解答・解説

問10 問題文

生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1) 被保険者が死亡し、死亡保険金受取人が死亡保険金の請求をした場合、一般に、保険会社に請求書類が到着した日の翌日から10営業日以内に死亡保険金が支払われることとされている。

2) 加入している終身保険について、保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更した場合、一般に、払済終身保険の予定利率には変更前の終身保険の予定利率が引き継がれる。

3) 失効した生命保険契約の復活手続を行う場合、一般に、復活後の保険料は復活時の保険料率で再計算され、当該保険料率により算出された失効期間中の保険料総額を一括して払い込む必要がある。

4) 契約者貸付は、一般に、契約者が加入している生命保険契約の利用時点の解約返戻金額を限度として保険会社から貸付を受けることができるものであり、その返済前に保険金の支払事由が生じた場合、保険金から貸付金の元利合計額が差し引かれる。

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問10 解答・解説

生命保険の契約手続や保険約款上の留意点に関する問題です。

1) は、不適切。保険金の支払期限は、通常、請求書類の到着日の翌日から起算して5営業日以内であることが多いです(約款の規定は各社異なります)。

2) は、適切。払済保険は、生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金をもとに、“保険期間は変えない”で、“保険金額は少ない”保険に変更したものですが、変更前の予定利率が引き継がれます

3) は、不適切。生命保険の復活とは、契約失効中の保険料・利息を一括して払い込むことで、失効前と同条件の保険契約を継続できる仕組みです。
よって、保険料(保険料率)や契約内容は失効する前と同じです。

4) は、不適切。生命保険の契約者貸付制度とは、契約している生命保険の解約返戻金の一定範囲内(70〜90%程度)で、生命保険会社からお金を借りられる制度です。また、契約者貸付による貸付金が未返済のまま、満期保険金や死亡保険金が発生した場合、未返済分の元金・利息を差し引いた上で、保険金が支払われます

よって正解は、2

問9      問11

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