問14 2021年1月基礎
問14 問題文
普通傷害保険の被保険者が被った次の損害のうち、一般に、同保険の補償の対象となるものはいくつあるか。なお、特約は付帯していないものとし、記載のない事項については考慮しないものとする。
(a) 熱中症により意識を失って、入院した場合
(b) 地震により倒れてきた家具に手をはさまれて骨折し、通院した場合
(c) 海外旅行中に立ち寄った飲食店で細菌性食中毒にかかり、入院した場合
(d) 仕事で業務用車両を運転中に交通事故に巻き込まれてケガをし、通院した場合
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問14 解答・解説
各種保険の一般的な特徴に関する問題です。
普通傷害保険は、国内外を問わず、旅行中を含めた日常生活での怪我などを補償する保険ですが、急激かつ偶然な外来の事故による傷害が補償対象です。
このため、自宅での料理中のやけどや、通勤中の階段で転倒して生じた骨折は、急激・偶然な外来の事故といえますが、靴ずれ・しもやけ・日焼け・熱中症・各種の職業病・病気・車酔い・むちうち症や腰痛などで、医師による診断で症状の裏付けがないもの等は、急激・偶然・外来の条件を満たさず、補償対象外です。
また、季節性インフルエンザや細菌性食中毒、ウィルス性の食中毒も補償対象外です。
よって、本問の場合は以下の通りとなります。
(a) は、補償対象外です。熱中症は、普通傷害保険の補償対象外です。
(b) は、補償対象外です。地震によるケガは、普通傷害保険の補償対象外です(特約で補償対象となる場合もあります。)。
(c) は、補償対象外です。細菌性食中毒は、普通傷害保険の補償対象外です。
(d) は、補償対象です。出張先(国外含む)等の、業務中の怪我も、普通傷害保険の補償対象です。
よって正解は、1
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