問20 2021年1月基礎

問20 問題文と解答・解説

問20 問題文

株式のテクニカル分析手法の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1) 短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けて交差することをゴールデンクロスといい、株価が上昇傾向にあると判断される。

2) ボリンジャーバンドは、移動平均線に標準偏差を加減して作成され、株価は約95%の確率で「移動平均線±1σ」の範囲内に収まるとされている。

3) サイコロジカルラインは、一定期間内において株価が前日比で上昇した日数の割合を示し、投資家心理を数値化した指標とされ、主に売買時期の判断に使用される。

4) RSI(Relative Strength Index)は、直近の一定期間内の株価の変動幅から作成され、RSIが100%を超えると株価は割高で反転する可能性が高いと判断される。

ページトップへ戻る

問20 解答・解説

テクニカル分析手法に関する問題です。

1) は、不適切。テクニカル分析におけるゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けて交差することで、株価が上昇傾向にあると判断されます。これに対し、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けて交差することをデッドクロスといい、株価が下落傾向にあると判断されます。

2) は、不適切。テクニカル分析におけるボリンジャーバンドは、移動平均線に標準偏差を加減して作成され、統計学上、株価は約95%の確率で「移動平均線±2σ」の範囲内に収まるとされています。

3) は、適切。テクニカル分析におけるサイコロジカルラインは、一定期間内において株価が前日比で上昇した日数の割合を示すことで、投資家心理を数値化した指標で、主に売買時期の判断に使用されます。
投資家は上昇局面が継続すると、そろそろ下落するのでは?と判断し売りが多くなる可能性が傾向があることから、売買タイミングを計るために使用されるわけです。

4) は、不適切。テクニカル分析におけるRSI(Relative Strength Index)は、直近の一定期間内の株価の変動幅から作成され、RSIが70〜80%以上になると買われ過ぎで割高、20〜30%以下で売られ過ぎで割安として、反転する可能性が高いと判断されます。

よって正解は、3

問19      問21

  ●無料アプリ版公開中。
  ●学科も実技も完全無料!

  

  ●広告無しの有料版。
  ●広告無しで集中学習!

  

ページトップへ戻る

関連・類似の過去問

この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP講座(キーワード検索欄で「1級」と検索) ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●1級FP技能士(学科試験対策)のWEB講座 ⇒ 1級FP技能士資格対策講座(資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Sponsored Link

Copyright(C) 1級FP過去問解説 All Rights Reserved.