問11 2021年9月実技(資産設計)
問11 問題文
文彦さんは、遠方に住む両親の将来の暮らし方の一つとして、「サービス付き高齢者向け住宅」について興味を持ち、調べてみた。次の(ア)〜(エ)の記述のうち、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。
(ア)サービス付き高齢者向け住宅の事業者は、入居者から家賃やサービスの対価を前払金で受け取ることを禁じられている。
(イ)賃貸借方式の契約の場合、サービス付き高齢者向け住宅の事業者は、入居時に敷金を入居者から受領することができる。
(ウ)サービス付き高齢者向け住宅の事業者は、状況把握(安否確認)サービスと一定の介護サービスを必ず提供しなければならない。
(エ)サービス付き高齢者向け住宅の各戸の専用部分の床面積については、原則として25u以上とされている。
問11 解答・解説
サービス付き高齢者向け住宅に関する問題です。
(ア)は、×。サービス付き高齢者向け住宅の利用料の支払方法は、通常の賃貸住宅と同様に家賃やサービスの対価を毎月支払う月払い方式のほか、入居時に前もって払ってもらう前払金方式としている事業者もあります。
(イ)は、○。サービス付き高齢者向け住宅には、家賃とサービス料を合わせた契約である利用権方式と、家賃分のみを契約する賃貸借方式がありますが、賃貸借方式では、入居時に敷金の支払いが必要な場合があります。
(ウ)は、×。サービス付き高齢者向け住宅では、高齢者の居住の安定確保を目的に、バリアフリー構造で、状況把握(安否確認)と生活相談が必須のサービスとされています。
よって、サービス付き高齢者向け住宅の介護サービスはオプションとして介護保険の適用外であるため、利用者が費用を全額負担します。
(エ)は、○。サービス付き高齢者向け住宅とは、高齢者の居住の安定確保を目的に、バリアフリー構造で、介護・医療と連携した高齢者向けサービス(見守り・生活相談)を提供するもので、各居住部分の床面積25u以上であることが必要です。
以上により正解は、
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