問14 2021年9月実技(資産設計)
問14 問題文
彩香さんは、つみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度)について興味を持ち、FPの北村さんに質問をした。北村さんの次の説明の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
つみたてNISAは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。( ア )において20歳以上の国内に居住する個人は、つみたてNISAを利用することができます。対象商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の要件を満たす公募株式投資信託とETFに限定されていて、公募株式投資信託については、購入時手数料が( イ )、信託契約期間が無期限または20年以上であることなどが要件となっています。つみたてNISAで買い付けたETFの分配金を非課税とするためには、( ウ )で受け取る必要があります。
1.(ア)その年の1月1日 (イ)一定水準以下 (ウ)個別銘柄指定方式
2.(ア)その年の1月1日 (イ)ゼロ (ウ)株式数比例配分方式
3.(ア)つみたてNISA開始時点 (イ)ゼロ (ウ)個別銘柄指定方式
4.(ア)つみたてNISA開始時点 (イ)一定水準以下 (ウ)株式数比例配分方式
問14 解答・解説
つみたてNISAに関する問題です。
一般NISAやつみたてNISA口座の開設には、口座開設年の1月1日時点で20歳以上であることが必要です。
なお、成人年齢引き上げに伴い、2023年1月1日以降は18歳以上となる予定です。
また、つみたてNISAは、長期の積立・分散投資に適している等の一定の条件を満たした株式投資信託やETFのみが対象で、株式投資信託については、購入時手数料無料(ゼロ)で、信託契約期間が無期限または20年以上であること等が必要です。
なお、つみたてNISA口座内でETFの配当金を非課税で受け取るには、保有残高に応じた配当金を口座に入金してもらう、株式数比例配分方式を選択する必要があります(郵便振替や振込先の銀行口座の指定は不可)。
以上により正解は、2.(ア)その年の1月1日 (イ)ゼロ (ウ)株式数比例配分方式
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