問12 2021年9月基礎

問12 問題文と解答・解説

問12 問題文

各種生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1) 認知症保険は、医師によりアルツハイマー病の認知症や血管性認知症等に該当する器質性認知症と診断された場合に保険金・給付金が支払われる保険であるが、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)を保障するタイプの保険はない。

2) 就業不能保険は、入院や在宅療養が一定日数以上継続して所定の就業不能状態に該当した場合に、所定の保険金・給付金が支払われる保険であり、うつ病などの精神疾患による就業不能を保障するタイプの保険もある。

3) 特約組立型保険(組立総合保障保険)は、終身保険等の主契約に特約を付加するタイプではなく、加入者のニーズに応じて、死亡保障、医療保障、介護保障など、必要な特約(保険)を選択し、保障を組み立てることができる保険である。

4) 医療保険の最近の動向として、入院の短期化、治療費の高額化に対応し、入院日数の長短にかかわらず、入院1日目(日帰り入院)から相応の一時金が支払われるタイプの保険が販売されている。

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問12 解答・解説

各種保険の一般的な特徴に関する問題です。

1) は、不適切。認知症保険は、アルツハイマー病や血管性認知症等の器質性認知症と診断された場合に保険金・給付金が支払われる保険で、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)を保障(一時金等の給付)するタイプの保険もあります。
※器質性:障害や病変の原因について、物質的・物理的に特定できる状態。

2) は、適切。就業不能保険や所得補償保険は、病気やケガで就業不能となった場合、保険金として設定した一定金額を月額で受け取れる保険で、わずかではありますが、うつ病等の精神疾患にも対応可能な保険商品があります。ただし、ほとんどの保険商品は、精神疾患は保険金・給付金の支払対象外です。

3) は、適切。特約組立型保険は、主契約がなく特約のみで構成される生命保険で、医療・障害・介護・死亡等の各種保障の特約を加入者が任意に組み合わせることが可能です。

4) は、適切。最近の医療保険では、入院期間の短期化や治療費の高額化に対応するため、入院日数に関わらず、入院1日目(日帰り入院)から一時金が給付される保険があります。

よって正解は、1

問11      問13

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