問8 2022年1月基礎
問8 問題文
フラット35に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1) 中古マンションを取得する際にフラット35を利用するためには、住宅について、専有面積が40u以上であり、かつ、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合している必要がある。
2) フラット35地域連携型を利用した場合、当初10年間、フラット35の借入金利から0.35%引き下げられる。
3) フラット35を利用するためには、申込者の年収に占めるすべての借入れの年間合計返済額の割合が、年収が400万円未満の場合は35%以下、年収が400万円以上の場合は40%以下であることが必要である。
4) フラット35の一部繰上げ返済を返済先の金融機関の窓口で行う場合は、返済1カ月前までに当該金融機関に繰上げ返済の申出を行う必要があり、繰上返済手数料は不要で、返済することができる額は100万円以上とされている。
問8 解答・解説
フラット35に関する問題です。
1) は、不適切。フラット35は、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合した住宅で、専有面積が一戸建て70u以上、マンション30u以上であることが必要です。
2) は、不適切。フラット35地域連携型は、地方公共団体と住宅金融支援機構の連携により、補助金交付や金利引下げを受けられるもので、当初5年間0.25%の金利引き下げが適用されます。
3) は、不適切。フラット35の融資を受けるには、年収に占めるすべての借入金の年間合計返済額の割合(総返済負担率)が、以下の基準を満たすことが必要です。
年収400万円未満:30%以下、年収400万円以上:35%以下
4) は、適切。フラット35で一部繰上げ返済を金融機関の窓口でする場合、1ヶ月前までに返済中の金融機関に申し出ることが必要です。また、フラット35の繰上げ返済手数料は無料で、金融機関機関の窓口では100万円以上、インターネット経由では10万円以上から繰上げ返済が可能です。
よって正解は、4
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