問55 2022年1月応用

問55 問題文と解答・解説

問55 問題文

《設例》の〈X社の財務データ等〉に基づいて、(1)固定長期適合率と(2)インタレスト・カバレッジ・レシオを、それぞれ求めなさい。〔計算過程〕を示し、〈答〉は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位までを解答すること。

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問55 解答・解説

複数の財務指標による指標値算出に関する問題です。

固定長期適合率は、固定資産に投資した資金が長期資金(自己資本と固定負債)でどれだけまかなわれているかを示すため、100%以下であることが望ましいとされます。
ただし、固定資産・固定負債の適正割合は業種や個別企業によって異なるため、一律に判断せず企業の個別要因も勘案することが必要です。
固定長期適合率=固定資産÷(固定負債+自己資本)×100(%) ですが、自己資本は純資産から非支配株主持分(少数株主持分、被支配株主持分)と新株予約権を差し引いたものです。
本問の場合、非支配株主持分や新株予約権がありませんので、株主資本とその他包括利益累計額の合計が自己資本となります。
●株主資本:株式発行による出資金と出資による事業で得た金額の合計
●その他包括利益累計額:簡単にいうと、企業が保有する資産や負債の時価の変動額

固定長期適合率=950,000÷(635,000+388,000+54,000)×100(%)
       =88.207… →88.21%(小数点以下第3位四捨五入)

次に、インタレスト・カバレッジ・レシオとは、借入金に対する企業の利息支払い能力を示す指標で、これが高ければ、安心して融資できるってことで、銀行等の金融機関が融資の際に参考とする指標でもあります。

インタレスト・カバレッジ・レシオ=事業利益÷金融費用
(事業利益=営業利益+受取利息・配当金、金融費用=支払利息・割引料)

ここで、設例の営業外収益欄における「持分法による投資利益」は、親会社が保有する株式の議決権比率が20%以上50%以下の非連結子会社や関連会社=持分法適用会社が計上した利益を親会社の財務データに反映させたもので、持分法による投資利益は事業利益に含まれます
事業利益=35,000+300+1,800+4,500=41,600、金融費用=7,500
よって、インタレスト・カバレッジ・レシオ=43,300÷1,600=5.5466…倍
→5.55倍(小数点以下第3位四捨五入)

以上により正解は、(1)88.21(%) (2)5.55(倍)

問54          問56

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