第5問 2022年1月応用

第5問 設例と資料

第5問 設例

次の設例に基づいて,下記の各問に答えなさい。

《設例》
非上場会社のX株式会社(以下、「X社」という)の代表取締役社長であるAさん(70歳)の推定相続人は、妻Bさん(70歳)、長女Cさん(40歳)、長男Dさん(35歳)の3人である。2年前に大手食品メーカーを退職し、X社に入社した後継者の長男Dさんは、専務取締役として商品開発に手腕を発揮し、販路拡大に取り組んでいる。
Aさんは、X社株式の大半を長男Dさんに早期に移転したいと考えているが、ある程度の経営権を留保したいと思っている。また、先日、Aさんが既にX社を退職した元取締役のEさん(82歳)にX社株式の買取りを申し出たところ、Eさんからは「思い入れのあるX社株式を手放したくはない」と言われた。
X社の概要は、以下のとおりである。

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第5問 資料

〈X社の概要〉
(1) 業種 パン・菓子製造業

(2) 資本金等の額 3,000万円(発行済株式総数600,000株、すべて普通株式で1株につき1個の議決権を有している)

(3) 株主構成
Aさん(本人) 540,000株
Bさん(妻)  20,000株
Dさん(長男) 20,000株
Eさん(第三者)20,000株
・Eさんは、Aさんと特殊の関係にある者(同族関係者)ではない。

(4) 株式の譲渡制限 あり

(5) X社株式の評価(相続税評価額)/X社の比準要素に関する資料
・X社の財産評価基本通達上の規模区分は「中会社の大」である。
・X社は、特定の評価会社には該当しない。
比準要素(X社)
1株(50円)当たりの年配当金額:10.0円
1株(50円)当たりの年利益金額:75円
1株(50円)当たりの簿価純資産価額:610円

(6) 類似業種比準価額計算上の業種目/業種目別株価/比準要素に関する資料
・製造業(大分類)
1株(50円)当たりの株価:320円
1株(50円)当たりの年配当金額:6.0円
1株(50円)当たりの年利益金額:30円
1株(50円)当たりの簿価純資産価額:299円

・食料品製造業(中分類)
1株(50円)当たりの株価:480円
1株(50円)当たりの年配当金額:6.4円
1株(50円)当たりの年利益金額:33円
1株(50円)当たりの簿価純資産価額:360円

・パン・菓子製造業(小分類)
1株(50円)当たりの株価:650円
1株(50円)当たりの年配当金額:7.6円
1株(50円)当たりの年利益金額:35円
1株(50円)当たりの簿価純資産価額:520円

※すべて1株当たりの資本金等の額を50円とした場合の金額である。
※類似業種の株価は、各業種目において、最も低い金額を記載している。

(7) X社の資産・負債の状況


※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問62          問63

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