問7 2022年5月基礎

問7 問題文と解答・解説

問7 問題文

国民年金基金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1) 国民年金基金の加入員が、国民年金保険料について4分の1免除の適用を受けることになった場合、国民年金基金の加入員資格を喪失する。

2) 国民年金基金の加入員が、4月から翌年3月までの1年分の掛金を前納した場合、0.1カ月分の掛金が割引される。

3) 国民年金基金の加入員が国民年金法に規定する障害等級に該当する程度の障害の状態になった場合、国民年金基金から所定の障害給付を受給することができる。

4) 国民年金基金の加入員であった者が老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をした場合、国民年金基金から国民年金の付加年金に相当する部分の年金が減額されて支給される。

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問7 解答・解説

国民年金基金に関する問題です。

1) は、適切。国民年金の免除者(一部免除等含む)と農業者年金の被保険者は、国民年金基金に加入できません。このため、それまで基金に加入していた人が、国民年金の免除者となった場合、保険料を納めなくてよくなった月の初日に加入員資格を喪失します。

2) は、適切。国民年金基金の掛金は、1年分の掛金を前納すると0.1ヶ月分の掛金が割引されます(4月から翌年3月分まで)。

3) は、不適切。国民年金基金の給付は「老齢年金」・「遺族一時金」のみですので、障害を負っても給付はありません。
なお、確定拠出年金の個人型の給付は「老齢給付金」・「障害給付金」・「死亡一時金」ですので、障害等級に該当すると、障害給付金が支給されます。

4) は、適切。国民年金基金の加入者が老齢基礎年金の繰上げ請求をした場合、国民年金基金からは付加年金相当分の年金が減額されて繰上げ支給され、65歳からの国民年金基金の年金額は、付加年金相当分が繰上げ受給の時期等に応じて減額されることとなります。

よって正解は、3

問6      問8

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