問20 2022年5月基礎

問20 問題文と解答・解説

問20 問題文

株価が1,000円で期待利子率(割引率)が5.0%、1株当たりの予想配当が35円の場合、定率で配当が成長する配当割引モデルにより計算した当該株式の予想配当に対する期待成長率として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入すること。

1) 1.33%

2) 1.50%

3) 3.33%

4) 8.50%

ページトップへ戻る

問20 解答・解説

配当割引モデルに関する問題です。

「配当割引モデル」とは、将来投資家が得る配当を予想し、その合計を現在価値に割り引いて、現在の理論株価を求めようとする手法のことです。

問題文の、「定率で配当が成長して支払われる配当割引モデル」とは、定率成長モデルと言われるもので、一定の割合で配当金が増加すると仮定して算出する方法です。
「定率成長モデル」では、予想配当や予想利益を、期待割引率から期待成長率を控除した値で除して、株式の内在価値(理論株価)を求めます。
定率成長モデルの理論株価(内在価値)=予想配当or予想利益÷(期待割引率−期待成長率)
で算出できます。

本問では、株価1,000円で期待利子(割引)率5%・予想配当が35円の場合の期待成長率を求めるため、
1,000円=35円÷(5%−期待成長率)
期待成長率=5%−35円÷1,000円=1.50%

よって正解は、2

問19      問21

  ●無料アプリ版公開中。
  ●学科も実技も完全無料!

  

  ●広告無しの有料版。
  ●広告無しで集中学習!

  

ページトップへ戻る

関連・類似の過去問

この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP講座(キーワード検索欄で「1級」と検索) ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●1級FP技能士(学科試験対策)のWEB講座 ⇒ 1級FP技能士資格対策講座(資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Sponsored Link

Copyright(C) 1級FP過去問解説 All Rights Reserved.