問11 2022年9月基礎
問11 問題文
各種生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
(a) 組立型総合保険とは、終身保険を主契約として、「死亡保障」「介護保障」「医療保障」「就業不能保障」等の特約のなかから必要な特約を選択して組み合わせることができる保険である。
(b) 健康増進型保険は、契約後の毎年の健康診断結果が一定の基準を満たしている場合に保険料の割引や還付金の支払がある保険であり、ウォーキング等の健康増進活動に応じて保険料が変動等するものはない。
(c) 就業不能保険は、傷害や疾病による入院や在宅療養によって所定の就業不能状態となった場合に保険金や給付金が支払われる保険であり、精神疾患による入院や在宅療養となった場合に保険金や給付金が支払われるものはない。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問11 解答・解説
各種保険の一般的な特徴に関する問題です。
(a) は、不適切。特約組立型保険や組立型総合保険は、主契約がなく特約のみで構成される生命保険で、医療・障害・介護・死亡等の各種保障の特約を加入者が任意に組み合わせることが可能です。
(b) は、不適切。健康増進型保険は、契約後の毎年の健康診断結果が一定の基準を満たしている場合に保険料の割引や還付金がある保険であり、ウォーキング等の健康増進活動に応じて保険料が変動したり、還付金を受け取れるものもあります。
(c) は、不適切。就業不能保険や所得補償保険は、病気やケガで就業不能となった場合、保険金として設定した一定金額を月額で受け取れる保険で、わずかではありますが、うつ病等の精神疾患にも対応可能な保険商品があります。ただし、ほとんどの保険商品は、精神疾患は保険金・給付金の支払対象外です。
よって正解は、4
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