問29 2022年9月基礎
問29 問題文
居住者に係る所得税の所得控除に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。なお、年齢はその年の12月31日現在の年齢であるものとする。また、記載のない事項については考慮しないものとする。
(a) Aさん(納税者)の合計所得金額が700万円で、控除対象配偶者である妻Bさん(71歳)がいる場合、配偶者控除の額は48万円である。
(b) Cさん(納税者)およびCさんの配偶者が、控除対象扶養親族であるCさんの父Dさん(74歳)と同居していない場合、扶養控除の額は38万円である。
(c) Eさん(納税者)が、控除対象扶養親族である義母Fさん(70歳、Eさんの配偶者の母)と同居している場合、扶養控除の額は58万円である。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問29 解答・解説
所得税の所得控除に関する問題です。
(a) は、適切。所得税の配偶者控除は、配偶者控除の適用を受ける人の合計所得金額が900万円までは控除額38万円ですが、配偶者が70歳以上だと老人控除対象配偶者として、48万円となります。
(b) は、不適切。70歳以上の人を扶養する場合、老人扶養親族として、同居する老親等の場合は58万円、同居する老親以外の場合は48万円の扶養控除が適用されます。
(c) は、適切。70歳以上の人を扶養する場合、老人扶養親族として、同居する老親等の場合は58万円、同居する老親以外の場合は48万円の扶養控除が適用されます。「同居する老親等」は、納税者やその配偶者と同居している直系尊属です。
よって正解は、2
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP講座(キーワード検索欄で「1級」と検索) ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●1級FP技能士(学科試験対策)のWEB講座 ⇒ 1級FP技能士資格対策講座(資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】