問36 2023年5月基礎
問36 問題文
建築基準法における用途地域内の建築制限に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1) 第一種低層住居専用地域では、高等学校を建築することができる。
2) 第一種住居地域では、映画館を建築することができる。
3) 近隣商業地域では、カラオケボックスを建築することができる。
4) 工業地域では、共同住宅を建築することができる。
問36 解答・解説
建築基準法に関する問題です。
1) は、適切。用途地域のうち、幼稚園・小学校・中学校・高等学校を建築できないのは工業地域と工業専用地域のみで、他の用途地域ではすべて建築可能です。なお、大学・高等専門学校・専修学校等については、第一種・第二種低層住居専用地域でも建築できません。
2) は、不適切。用途地域のうち、劇場・映画館・演芸場・観覧場・ナイトクラブ等を建築できるのは近隣商業地域・商業地域・準工業地域と、準住居地域(客席200u未満限定)のみで、他の用途地域ではすべて建築不可です。
3) は、適切。用途地域のうち、制限無くカラオケボックス等を建築できるのは近隣商業地域・商業地域・準工業地域のみで、第二種住居地域・準住居地域と工業地域・工業専用地域では床面積10,000u以下であれば建築可能です。
4) は、適切。用途地域のうち、住宅・共同住宅・寄宿舎・下宿を建築できないのは工業専用地域のみで、他の用途地域ではすべて建築可能です。
よって正解は、2
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