問7 2023年9月基礎
問7 問題文
フラット35およびフラット35借換融資に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1) 一戸建て住宅は、原則として、敷地面積が70u以上で、かつ、敷地が一般の交通の用に供する道に2m以上接していなければ、フラット35の融資対象とならない。
2) 70歳以上の者は、フラット35借換融資を申し込むことができない。
3) フラット35借換融資の申込者が所有し、かつ、申込者が利用するセカンドハウス(単身赴任先の住宅、週末を過ごすための住宅などで賃貸していないもの)を購入した際の借入金は、フラット35借換融資の対象とならない。
4) フラット35借換融資の申込者は、借換対象となる住宅に係る借入金の債務者と同一である必要があるが、借換融資の申込みにおいて債務者を追加して2人にすることができる。
問7 解答・解説
フラット35に関する問題です。
1) は、不適切。フラット35は、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合した住宅で、床面積が一戸建て70u以上、マンション30u以上であることが必要ですが、敷地面積に制限はありません。また、人や自動車が支障なく通行することができるような一般の交通の用に供する道に敷地が2m以上接していることも必要です。
2) は、不適切。フラット35は融資申込み時の年齢が満70歳未満という制限が有りますが、親の住宅ローンを子どもや孫が引き継いで返済する親子リレー返済の場合は、後継者の年齢等の要件を満たしていれば、申込本人の年齢が満70歳以上でも申込み可能です。
3) は、不適切。フラット35借換融資の融資対象は、本人が所有し居住する住宅となっているため、セカンドハウス(単身赴任先の住宅・週末用の住宅等で賃貸していないもの)も対象となります。
4) は、適切。フラット35借換融資は、借換対象となる住宅ローン債務者と借換融資の申込人が同一であることが必要ですが、借換えに伴って債務者を追加可能(連帯債務者を含めて2名まで)です。
よって正解は、4
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