問9 2023年9月基礎
問9 問題文
一般社団法人生命保険協会が作成した「2022年版 生命保険の動向」に基づき、保険マーケット等の最近の動向に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
(a) 2021年度末の個人保険の保有契約件数は2020年度末よりも増加したが、保有契約高は、死亡保障を抑えて医療保障を充実させる近年の傾向などを反映して2020年度末よりも減少した。
(b) 新型コロナウイルス感染症の患者の増加等があり、2021年度の入院給付金の支払件数・支払金額は、いずれも2020年度よりも増加した。
(c) 2021年度の生命保険会社の登録営業職員数は2020年度よりも減少したが、2021年度の法人代理店数および個人代理店数は2020年度よりも増加した。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問9 解答・解説
生命保険の動向に関する問題です。
(a) は、適切。生命保険協会の「2022年版 生命保険の動向」によると、近年個人の保険契約件数は増加傾向にありますが、死亡保障などの主要保障の金額である保有契約高は、死亡保障を抑えて医療保障を充実させる近年の傾向などを反映して減少傾向にあります。
(b) は、適切。生命保険協会の「2022年版 生命保険の動向」によると、給付金の支払いのうち、入院給付金や手術給付金はいずれも件数・金額ともに前年よりも増加しています。
※元資料では増加要因に関する記載はありませんが、当時コロナ入院給付金の支払が急増して取り扱いが変更になったことを根拠としていると思われます。
(c) は、不適切。生命保険協会の「2022年版 生命保険の動向」によると、いわゆる生保レディ等の登録営業職員数は2021年度に7年ぶりに減少しており、法人代理店数や個人代理店数も近年連続して減少しています。
よって正解は、2
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