問9 2010年1月基礎
問9 問題文
保険業法で禁じられている行為に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
保険募集にあたって,生命保険募集人が,初回保険料の一部または全部を負担することを契約者に申し出る行為は,保険料割引行為として禁止されているが,保険料相当額を生命保険募集人が一時的に立て替える行為は禁止されていない。
2)
保険募集にあたって,被保険者が健康診断で指摘を受けたことについて告知をしなくてもよいと生命保険募集人が被保険者に勧めたとしても,告知するかどうかは被保険者に委ねられているため,生命保険募集人は法令違反に問われない。
3)
銀行等が生命保険募集人として生命保険を募集する場合,融資先と保険契約を締結することは,いっさい禁止されている。
4)
保険募集にあたって,配当金など将来における金額が不確実な事項について,パンフレットなどで断定的な記述を行うことは禁止されている。
問9 解答・解説
保険業法に関する問題です。
1)は、不適切。募集人が一時的に保険料を立て替えることも禁止です。トラブルの元ですからね、こういう行為は。
2)は、不適切。募集人が「告知なんかしなくてもいいですよ」っと勧める行為は、法令違反です。まぁ当然ですよね、保険の意味がなくなって不正が横行しますから。
3)は、不適切。銀行等が募集人として、融資先と保険契約を締結することは可能です。ただし、「保険契約しないと、融資打ち切るよ?」なんて言って無理やり契約させることは禁止されています。
4)
は、適切。パンフレットで配当金○円とか書いてあっても、必ず注意書きで「経済状況等により、変更される可能性があります」とか書いてありますからね。
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