問12 2010年1月基礎
問12 問題文
生命保険の契約手続や保険約款上の留意点に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
告知義務違反により契約を解除したときにすでに保険事故が発生している場合,保険事故と告知義務違反の内容との間にまったく因果関係がなければ,通常,保険金や給付金は支払われることになる。
2)
告知義務違反による契約の解除権は,保険会社が解除の原因を知った時から1カ月以内に解除しなかったとき,または,責任開始日から2年を経過したときに消滅する。
3)
保険料の自動振替貸付を受け,まだ保険料を入金していない状態で,保険会社が定めた期間内に,払済保険,延長(定期)保険への変更をした場合,自動振替貸付はなかったものとして手続が行われる。
4)
払済保険,延長(定期)保険への変更後,保険会社が定めた期間内に,保険会社の承諾を得て,原契約への復旧をする場合,告知または診査は不要であるが,復旧部分の積立金を支払うことが必要となる。
問12 解答・解説
生命保険の契約手続や保険約款上の留意点に関する問題です。
1)
は適切。保険事故と告知義務違反の内容との間にまったく因果関係がなければ,通常,保険金や給付金は支払われます。
2)
は適切。告知義務違反による契約の解除権は,保険会社が解除の原因を知った時から1カ月以内に解除しなかったとき,または,責任開始日から2年を経過したときに消滅する。
3)
は適切。保険料の自動振替貸付を受け,まだ保険料を入金していない状態で,保険会社が定めた期間内に,払済保険,延長(定期)保険への変更をした場合,自動振替貸付はなかったものとされます。
4)
は、払済保険,延長(定期)保険から原契約への復旧をする場合,告知または診査と復旧部分の積立金を支払うことが必要となります。よって、不適切。
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