問15 2010年1月基礎
問15 問題文
損害保険を利用した事業活動のリスク管理に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
労働災害総合保険の法定外補償は,政府労災保険が適用された労働災害について,政府労災保険の上乗せとして給付される保険で,保険金には,死亡補償・後遺障害補償・休業補償の3種類がある。
2)
機械保険は,保険の目的である機械設備等が,火災,物理的原因による破裂・爆発および従業員の誤操作等による不測かつ突発的な事故によって損害を受けた場合に,その修理費を補償する保険である。
3)
請負業者賠償責任保険は,請負業務および仕事(作業)の終了後の仕事の結果に起因する対人・対物事故による請負業者の賠償責任を補償する保険である。
4)
会社役員賠償責任保険(D&O保険)は,会社役員が役員の業務に係る行為に起因して損害賠償を請求されたことにより被る法律上の賠償金および訴訟費用等の損害に対して,保険金が支払われるが,子会社の役員を被保険者とすることはいっさいできない。
問15 解答・解説
損害保険を利用した事業活動のリスク管理に関する問題です。
1)は、適切。労働災害総合保険の法定外補償は、政府労災の上乗せとして給付され、死亡補償・後遺障害補償・休業補償の3種類があります。
2)は、不適切。機械保険では、火災による損害は補償されません。
3)は、不適切。請負業者賠償責任保険は、「仕事(作業)の終了後の仕事の結果」に起因する事故による賠償責任は補償されません。業務遂行中に関わる事故のみ補償ということですね。
4)は、不適切。会社役員賠償責任保険では、子会社の役員も被保険者とすることができます。
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