問22 2010年1月基礎

問22 問題文と解答・解説

問22 問題文

デリバティブ取引等に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

1) ドル建てで決済する輸入業者に対して,円安に対するヘッジとして,フォワード(為替予約)のドル買い/円売りを提案した。

2) ユーロ建てで決済する輸出業者に対して,円高に対するヘッジとして,ユーロ・コール/円プットというヨーロピアン型のオプションの購入を提案した。

3) 円TIBORに連動する条件での変動金利借入れをしている企業に対して,短期金利上昇リスクのヘッジとして,円TIBORを対象とするキャップの購入を提案した。

4) 満期まで10年程度の国債を大量に保有している企業に対して,国債価格の短期的な下落リスクのヘッジとして,東京証券取引所に上場されている長期国債先物の売却を提案した。

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問22 解答・解説


デリバティブ取引に関する問題です。

1) は、適切。将来円安になると、輸入業者は仕入価格が上昇して困ってしまいますが、将来のある時点でのドル買い/円売りを行う為替予約を購入することで、円安リスクのヘッジを行うことが出来ます。

2) の、ユーロ・コール/円プットというオプションは、言い換えればユーロ買い・円売りということですので、円高に対するヘッジにはなりません。よって不適切。

3) は、適切。金利キャップとは、将来市中金利が上昇しても、設定した金利で資金調達できる権利のことです。

4) は、適切。国債価格が下落したときに、長期国債先物の売却(売り)を行っていると利益が出ますので、リスクヘッジとなります

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