問2 2013年1月基礎
問2 問題文
フラット35(保証型を除く)に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。なお, 平成24年4月1日以後に融資を受ける者を対象とする。
1) 対象となるマンションは,床面積が30u以上,かつ,敷地面積の基準を満たしている必要がある。
2) 融資を受ける者が死亡した場合等の備えとして,機構団体信用生命保険と3大疾病保障付機構団体信用生命保険があり,これらはいずれも無料で加入できる。
3) 融資の申込み時の年齢は満70歳未満に制限されているが,親子リレー返済を利用する場合は,後継者の年齢等の要件を満たしていれば,申込本人の年齢が満70歳以上でも申込みが可能である。
4) 平成20年4月に土地を購入し,その土地上に住宅の建設をした場合,土地と住宅の両方を対象として融資が受けられる。
問2 解答・解説
フラット35に関する問題です。
1) は、不適切。フラット35の対象となる住宅の床面積は、一戸建て70u以上、マンション30u以上が必要ですが、敷地面積に制限はありません。
2) は、不適切。フラット35の団信(機構団体信用生命保険・3大疾病保障付機構団体信用生命保険)に加入するには、毎年特約料を支払うことが必要です。
これに対し、民間の銀行による住宅ローンの場合、金利に団信の保険料が含まれるため、無料で加入できます。
3) は、適切。フラット35の利用条件の1つとして、融資申込み時の年齢満70歳未満という制限がありますが、親子リレー返済の場合は、後継者の年齢等の要件を満たしていれば、申込本人の年齢が満70歳以上でも申込み可能です。
4) は、不適切。フラット35では、住宅の建設と併せて購入した土地であれば融資対象となりますが、土地の購入日が、申込日の前々年度の4月1日以降であることが必要です。
つまり、平成24年4月以降融資を受ける場合、平成22年4月1日以降に購入した土地でないと、融資対象とならないわけです。
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