問54 2013年1月応用
問54 問題文
投資信託に関する次の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句を解答用紙に記入しなさい。
国内の金融機関などを通じて購入することのできる投資信託を分類した場合,( 1 )を均等に分割した契約型が主流である。他に,( 2 )に投資する会社型もある。
投資地域や投資対象など様々な特徴を持つものがあり,投資信託協会による商品分類が開示資料に記載される。運用スタイルによる分類としては,( 3 )を上回る投資成果を目指すアクティブ運用と,( 3 )に連動する投資成果を目指すパッシブ運用の2つに大きく分かれる。
問54 解答・解説
投資信託の分類と運用手法に関する問題です。
投資信託は契約型と会社型に分類できますが、契約型の投資信託は、運用会社(委託者)が投資家の資金を信託銀行(受託者)に信託し、信託銀行が運用します。この運用会社と信託銀行との間で締結される信託契約から生じる「信託の受益権」を、受益証券という形で均等に分割し、投資家が購入する形式です。
これに対し会社型の投資信託は、投資法人を設立し、その投資法人が発行する投資口を投資家が購入する形式で、J-REITなどが該当します。
また、投資信託の運用手法には、投資評価の基準となるベンチマークを上回る運用成績を目指すアクティブ運用と、ベンチマークの動きと連動した運用成績を目指すパッシブ運用があります。
以上により正解は、(1)信託の受益権 (2)投資法人 (3)ベンチマーク
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